前日の走行会に引き続き、今日も菅生を走りました。
SUGOのファン感謝デーなるイベントです。
ケメ子は3年目だか4年目だかの参加となりますが、気づいたら勝たせてもらいました。
勝因は、山盛りのラッキーですwww。
フリー走行では雨が降ったため、怖い思いをすることもなく、前ブレーキの新品パッドの当たり出しを思う存分することができました(雨だとみんなペースが遅くなるし、ウェットだからと走らないヒトも居ますからね)。これが最初のラッキー。
予選(?)は完全なドライで走れましたが、ペースの違うバイクに頻繁に遭遇するため、あまりタイムが出せません。
「まあ、これで3番手くらいまで(=最前列スタート)のタイムは出ただろう」と走行をやめたのですが、確かに3位でした(前はFZ750とNSR250)。ただし4位とは0.1秒以下の差しかありませんでした。もし2列目スタートになっていたらダメだったと思います。これもラッキーでした。
さて、決勝です。
午前中は天候不順でしたが、午後になって日差しが出て、完全なドライになっていました。
ケメ子もドライのつもり満々でしたが、決勝コースインのタイミングで、結構強い雨です。グリッドにつく頃には完全に路面を濡らしてしまいウェットレースとなりましたが、雨のタイミングがタイミングだったため、全員がドライタイヤです。ケメ子はレインなど持っていませんが、降り始めたタイミングが絶妙だったため、レインタイヤを持っているヒトも、ドライでの出走を余儀なくされていました。これもかなりラッキーでした。
スタートでは、ケメ子は毎度のことながら抜かれまくりですw。4~5台には抜かれたと思いますが、1コーナーまでにまた3位に復帰。結構早めにブレーキを掛ける車両が多かったようです。
ケメ子が頑張れた理由は、タイヤウォーマーw。パドックで休憩してるときに「●●のチームはウォーマーをガンガン使ってて、気合が違うww」というような類の話を耳にしたので、ケメ子もウォーマーを使うことにしたのでした。そりゃ、冷え切ったドライタイヤの車両よりは奥までブレーキを我慢できますわな。
スタート後すぐに、FZ750が逃げようとしています。前2台の様子を見ながらバックストレートを走っていたら、馬の背で別のNSR250に抜かれて4位になりましたw。無理をしても仕方がないので、次の直線を待ってNSRを1台抜いて3位に戻し、再度前の様子を見ながら走ります。
予選後のピットで、直線ではケメ子号が圧倒的に速いということが場内放送されていたと聞かされていたので、余裕をもって走れたのが良かったのかも知れません。これもラッキーですなぁ(放送があったことも、情報を教えてもらったことも)。
2周目のS字の出口でFZの加速が鈍くなったので、運よく2位に。3周目の終わりに、ホームストレートで先頭のNSRに追いついてしまいました(直線の速さの賜物)。先頭のNSRはケメ子よりも圧倒的にブレーキが上手なようでしたが、1コーナーのブレーキで抜き返されるのは分かった上で、横に並んで相手の出方を見るつもりだったのですが、ケメ子が若干前に出たところで、黄旗。コントロールラインと1コーナーで、黄旗が出ています(!)。
これがかなりのラッキーで、NSRは1コーナーではケメ子を抜き返さないようにかなり減速してしまいました。2コーナーの出口から3コーナーに掛けて左から並びかけられましたが、なんとか抑えた(=NSRが引いてくれました)ところ、NSRは次の4コーナーで転倒してしまいました(と、レース後に知りました)。たぶん、ブレーキのポイントが全然合わないことと、黄旗などでリズムを崩してしまったのでしょう。
ケメ子は真後ろにNSRが居るのだろうと思ってその後も走っていたのですが、ケメ子号は直線が速いことは分かっていたので、ホームストレートとバックストレートでちゃんと加速すれば、余程のことが無い限りブレーキで抜かれることは無いだろう、コーナーが続くところではきっと抜かれないだろう(但しシケインの入り口では抜かれるかも)、と思って慎重に走ります。4周目のシケインの左ターンで後続を確認したところ誰も見えないので、少なくとも直線でそこそこ速いはずのFZは居なくなったと判断し、ただし右後ろにはNSRが居るかも知れない、と思って5周目(最終周)に入りましたが、4コーナーを過ぎた辺りで、後ろには誰も居なさそうだと気づきました。これでだいぶ気が楽になり、さらに慎重に残りを走りきりました。
そんな訳で、よく分からないうちに初めてレース形式のイベントで先頭を走り、チェッカーも受けさせてもらいました。こういう幸運づくしの日もあるんですねぇ、というのが感想。
表彰台の一番高いところに登るのは、気恥ずかしいものですね。
...で、本当のラッキーは、実はレギュレーションの変更だったかも知れません。
今年はレギュレーションが変わったため、おかしなペースで走る地元の人たち(w)が、軒並み別のクラスに移動しました。排気量上限が750ccになったため、ケメ子号は最大排気量の車両となりました。
また、今年からは1999年式まで出走可能となりましたが、600ccのSSは1台も参加しませんでした(昨年までは1995年式まで)。初代のYZF-R6あたりが出られるようになったことを知っているヒトが少なかったのかも知れません。
そんなわけで、
「ごちそうさまでした!」
関係者の方々>
あとで表彰式の写真くださいw。
20100815 10:25追記:
この日は路面温度が下がってはいましたが、前日よりも0.1キロほどタイヤの空気圧を下げていた(冷間1.8キロを初めて試しました)ことも幸いしたように思います。
コメント