東京の状況

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週末から今日に掛けて、いろいろと品切れが出ていますね。

東京は仙台から300キロ以上は離れているはずですが、ガソリンスタンドは長蛇の列か売り切れの看板、ホームセンターではガソリン発電機や携行缶が品切れしています。

スーパーに行けばインスタント食品は品切れで、軽いパニック状態のように見受けます。
実際に、不必要ではと思うほどの食品を買い漁る人を見ることもできたようです。

しかしさ、石油連盟からは3つの製油所は正常に稼働しているとも発表があったはずだし、なんでわれ先にと殺到するのかと。また、この騒ぎの中で携行缶を手に入れ、満タンよりも20リッター多くガソリンを買えたところで、有意な足しにはならないでしょうに。
ガソリンの配達は週末には無いことが多いはずだから、この土日に品切れのスタンドを頻繁に目にしたのだろうけど、そもそも通常の生活を皆がしていたら、この東京でガソリン売り切れのスタンドなんぞ見ることはなかったんじゃないかと思う。

食料品にしてもそう。防災準備が整って無かった人が、備蓄開始のためにインスタント食品などを購入することはあるだろうから、その手のものが品薄になるのは理解できる。でも、パンだのといった、保存食品でもないものまで一斉に無くなっちゃうって、ある種パニックだよね。人災の一種だよ、人災。

もうちょっと考えて行動しようよ。直接の被災をしていない地域でパニックが起きちゃうのは勘弁してほしい。こんなことのせいで被災地への手当が不十分になり兼ねないのではと思うと、やるせない気がするね。

知人がTwitterでつぶやいてたけど、調理済の弁当などは調理のできないご老人などには不可欠なものだとか。不必要なものを買い占めることが、そういう方へのしわ寄せになったりもするようで。