佐藤琢磨がインディカーでついに優勝したとのニュースが聞こえてきました。
佐藤が今年所属しているのは、AJフォイトのチーム(http://www.foytracing.com)。
AJフォイトはケメ子の中ではアメリカンレースのレジェンドですが(アメリカンレース好きの人には割とそういう人が多いのではと思います)、そのフォイトが現役時代から好んでつけていた14番の車両に佐藤が乗っているのですよね。 それだけでもにわかには信じられないような気分で見ていたのですが、その14番の佐藤が非常にメジャーなロングビーチの公道コースで初優勝と聞くにつけ、何とも夢のような話に聞こえてしまいます。
昨年来の成績から、佐藤がいつ勝ってもおかしくはないと思っていましたが、ここまでの組み合わせだと不思議なほど現実感がありません...。
一つだけ言えることは、子供の頃から●十年以上もクルマのレースを見てきて、「ただただ、感慨深い」。
matt
禿同です。
どうしてだか「ここまで長かった」という言葉が頭に浮かんでました。
琢磨が、ではなくて僕らと日本と日本人のレースとの関わりという広い意味で「長かったな」と。
レバタラ話をしても良いのなら、70年代頭のオイルショックがなければ才能溢れた日本人ドライバーがもっと早くに世界やアメリカの頂点に立っていたのかもしれないなと思ってます。
失われた時間、長すぎましたね。
ケメ子
長かった、は全くその通りかも知れないねえ。
オイルショック前後からのモータースポーツ鎖国によって、完全に海外へのルートが無くなってしまった気がするよ。
70年代までにはそのルートも作られ掛けてた気がするけど、オイルショックで崩れ、80年代の途中にゼロから再構築され始めたように思えるね。
鎖国のお陰か、メーカーに頼らず世界に出ようにもマネージメントのできる日本人が居ないために、ドライバー自らが何でもやらねばならなかったように見えるね。
鎖国後に自力で外に出て最終的に上のカテゴリーまで辿り着いたのは、片山右京、野田英樹、タキ井上、そして佐藤琢磨くらいかな?
今はタキ井上がドライバーマネージメントをしてるみたいなので、日本人ドライバーの今後には期待できるのかねえ。
そうなれば、これでやっとヨーロッパや南北アメリカ大陸の国々と同じ土壌ができるのかな期待したいところ。
やっぱり、継続は力ですよ…。