昨日(5月3日)のことですが、CBR250Rの作業をしました。
白糸のCBRカップに参戦している車両です。
今回の作業は、スプロケットの組み換え。純正の14-38から12-40への交換です。
また、部品関係で支援していただく方からのブレーキパッドを本番前に試したいということなので、パッド交換に必要な工具類の確認をしておくことにします(実際の交換は後日の練習走行の合間に行います)。
スプロケットの交換作業を始めると、スプロケットボルトが過大なトルクでしまっていて、どうも工具をナメそうな気がしたのでガレージ併設バイク屋さんへ。
インパクトレンチを使ったりしながらなんとか外してもらっていたのですが、そのうちの1本を作業中にナメましてw、最終的にはナットを破壊して取り外しました。純正ボルトを手に入れることはすぐには無理そうなので、ホームセンターで一時的なボルトを購入しました。
しかし、M10で7.6キロもの力を指定しておきながら、ナベ頭の6mmヘックスというのはちょっとひどい設計かと思います。工具も4-5mmしか刺さりませんし、なかなかムリのある設定だと思います。そんなボルトを過大トルクで締めてあったら、外れるものも外れなくなります...。新車では過大トルクでの締め付けはよくある話ですが、設計、製造の両方ともちょっとひどいのではないかと...。ボルト自体の品質もお世辞にも高いとは言えないものでしたし...(汗。
ボルトの裏側はロックナットという設定もなかなか謎な感じですね。ハブボルト式じゃないんだ...。
ただ、全体的に見てボルト形状には専用品ならでは利点があったので、今後はサーキットユースでの適正値で締めることとして、純正品を取り寄せることとなりました。
取り外したボルトはねじ山もザラザラしていたので、新品が届いたら使用前に一度ダイスでさらうのが良さそうです。
触っていて「イイな」と思ったのは、このバイクを販売したバイク屋さん(S井。8耐などに出場しています)が行ったと思われる整備。
この車両は先月バイク屋さんから新車で購入したあと初めて分解されたわけですが、アクスルシャフトには薄くグリスが塗布してあり、アクスルシャフトの締め付けトルクも「レーサー的適正値」の感覚でした。キャリパーボルトにはスレッドコンパウンドのようなものが軽く付いていたりして、プロの仕事ってすごいなぁ、と思いながら気持ちよく作業いたしました。
Kazu1
昨今流行りの『タイクウォリティ』はCBR250Rに限らず、
基本的にどこのボルトでもオーバートルクで締まってるようです!
たかい
CBRカップは有力チームのお金のかけかたが凄いことになっているようですね。
今年から KTM CUP が始まりますが、国際ライダーは出れないのでTN-1に流れるみたい。アマの祭典じゃないのかよ(^^;
ケメ子
Kazu1氏>
そんな感じなのですか…(汗
ボルト自体の強度も高そうには見えないのにオーバートルクというのはちょっとイヤンですねぇ…。
先ほど、全く同じ経験をされた方からお話を聞きました。よかった、ウチの車両だけじゃない!仲間だ!!。
(そういう仲間ってのもイヤンですけども)
たかい氏>
まあ、CBRカップはあれだけ盛り上がればお金掛けるチームも出てくるんでしょうね。突き詰めたレベルのライダーが何人も出てくると、違いを車両で出すしかなくなりますもんね(汗
しかしKTMカップに出られないからTN-1っすか…それなんか趣旨と違う…な感じですね。
TN-1に出てきた国際なんぞ、たかいさんが返り討ちにしてくれるってことですね!!(目キラキラ)