28日(土曜日)のことですが、筑波TTに参戦しました。YZF750SPのレーサー号で参戦した2011年9月以来、約3年ぶりです。
6月27日(金)
レース前日の特別スポーツ走行日です。
ケメ子にとっては貴重な練習時間でもあります。 この日は20分の走行時間が2本あります。とても天気がよく、走行日和ですね。
1本目:
コースインして走り始めるも、なかなかタイムを上げる糸口が見当たりません。 それでも周回を重ねるうちに、加速中に息つきするようになりました。エンジンの不具合であったら困るので確認のため走行を打ち切ってピットに戻りました。
お隣に居たMさんにチェックしてもらうも、問題は無さそうです。ガソリン量の問題かも知れないので、次の走行に向けて1リッターほどガソリンを増やすことにしました。
ここまでのタイムは1分6秒5。この車両での自己ベストを0.2秒ほど短縮していますが、5秒台が必要な気がしているのであまりいいものではありませんな...。
2本目:
この走行ではコーナーへの進入スピードを上げることに成功。一つのヤマを越えることができ、YZF750SPで走っていた3年前の感覚が少しもどってきました。 まだ遠慮があることは自覚していますが、それでも久々の5秒台で少しホっとしました。5秒台であれば、本番レースでも後方集団には入れそうです。タイムは1分5秒50。エンジンの息つきもなくなりました。
GSX-Rを購入して以来使用していたタイヤもだいぶ減ってきたので、ここで交換することとします。車両からホイールを取り外し、ダンロップのタイヤサービスで新品タイヤに交換してもらいました。
6月28日(土)
本番の日です。
天気予報では午前中までドライで決勝は雨との予報でした。これは、予選がドライで決勝がウェットを意味します。 ケメ子はミニバイクを除くとレインタイヤでの走行経験が全く無いので、その通りになったら決勝は棄権しようと考えておりました。
ところが、雨は朝の早いうちから降り出しました。予選は完全にウェットの見込みです。 予選であれば単独走行なので、レインタイヤが手に入れば走っても良いかと考え、レインタイヤをお買い上げ。ケメ子はスペアホイールを持っていないので、昨日つけてもらったドライタイヤをレインに交換してもらいました。
うむむ、2日でタイヤ2セット購入とはかなり予算オーバー...(汗
予選:
ケメ子は大きなバイクでレインタイヤ初体験です。選手権ライダーW氏からは「大丈夫、膝擦れますよ」とのあたたかい言葉が。会う人会う人、みんなが不安を取り除いてくれるような感じでしたが、果たして実際もその通りでした。タイヤ自体がグニャグニャしているので、挙動もゆっくりしていて操縦しやすいなあと感じました。良いタイムが出せるかどうかは別の話ですけどもw。
セッションの後半ではラインが乾いてきたので、直線ではタイヤを傷めないように濡れたところを選んで走りましたが、走行後に確認したところ、特にリアタイヤがだいぶ減っていました。 予選順位は14位(30台エントリー中)。ドライであれば予選20から25位程度かと予測していましたので、想定よりも良い場所におります。
決勝:
予選後の雲行きを確認すると決勝はドライで行けそうです。そういうことで、タイヤを再度交換します。朝方に取り外してもらった新品ドライタイヤに再度組み直してもらいます。スペアホイールが無いとこういうときに不便ですね。しかも、読みが外れてやっぱりレインタイヤが必要です、となったらもう出走取消しかありませんから(汗。
で、実際に決勝はドライで行けました。 予選での順位が予定よりも上に居るケメ子ですから、決勝では後方から速いライダーに抜かれまくりです。ピットサインを見ていると、"追い抜かれラッシュ"の終わったレース後半は20位あたりをずっと走っていましたが、スローダウンしていた車両を2台抜きまして、最終的には18位と相成りました。ベストタイムは6秒を切ることができず、なんのために新品タイヤ入れたの?状態で終わりました...。
今回はピットクルー2人、ヘルパー1人、ケメ子の4人態勢に、現地で見つけた知人にタイヤを運んでもらったり、色々なヘルプをもらいました。そして多くの方々から有用なアドバイス(とダメ出しw)をいただきました。 友人数名も応援に来てもらい、リラックスしてレースに臨むことができました。みなさんありがとうございました。
番外編:
知らなかったけど、筑波の1コーナー内側ってキノコが群生してるのな...(汗
20140708: 決勝中の写真追加
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