筑波TTの前日走行です。アクラポビッチが届いてから初走行ですので、どう変わったかも楽しみです。
アクラポビッチのフルエキゾーストに変更すると、バッフルの取り外しとマップの書き換えがあるようです。この走行の前日に店に顔を出したら、お店の人が全部やっておいてくれました。
いざ走行してみると、あまりパワー感は変わりませんが、多少は軽くなったような印象です。元々パワーバンドが広いエンジンですが、それが損なわれることがないのがパワー感があまり変わらないと思える要因なのでしょうかね...。
乗せられているような感覚のまま周回を進めると、何となくタイヤに違和感が...。人間は攻め込んでいる意識が無いので、なんだろうと思っていると...。
はい、転倒しましたw。
第一ヘアピンで前後のタイヤがスライドして、そのままスリップダウンしました。ケメ子の前にも同じ個所で同じような転倒をした人がいたので、ガードレールの外で情報交換。聞けばケメ子と全く同じような転倒とのことです。「アスファルトのグリップが今日は低いのですかね?」と会話しました。
この転倒、バイク屋さんの社長やらTN1クラスのチャンピオンやらが目撃していたようで、彼らに言われたのが「コーナリングスピードが高すぎる」とのこと。恐怖感のあまり無いバイクなので、ついつい行き過ぎているようです。転倒の前の周のタイヤに違和感というのも、よくよく考えればスライドしていた感覚ですし...。
タイヤが滑るほどの状況でピンと集中して走るということに体がついていけてません(汗)。これは徐々に慣らしていくしかないんでしょうねぇ。
左ステップのホルダが破損してしまったので、以後の走行はできません。そのままバイク屋さん(KENZ Sports)に電話で状況を説明し、修理に向かいました。
バイク屋さんで車両を精査すると、ステップバーのホルダが折損していることが分かり、溶接による修理をしてもらいました。こういうときに、レースのできるバイク屋さんで良かったとな、と実感しますね...。溶接なので完全に元通りとはいかずとも、問題なくレースで走れるようにしてくれました。
修理が完了すると、本来の予定だったパワーチェックも敢行。なんと76.6馬力(汗)。ノーマルから3馬力アップです。(これだけパワーが上がってるなら体感しろよ、俺。)
...バイクが走れるようになったら、人間も走れるようにしないといけません。
転倒時に右手で路面に空手チョップを喰らわせていたようで、右手首の周辺が激痛です。シャツのボタンを外すことにも非常な困難を感じるほどです。このままでは明日は絶対に走れません...。
そんな困ったときの遠入トレーナーズラボということで、電話連絡を入れて診察のため三郷から大田区まで移動。
診察の結果、骨折などは無いとのこと。痛みの状況から考えて、尺骨の端部にある膨らんだ骨を守るためにグローブがとても良い仕事をしたはずだと教えてくれました。HyodのD3O入りグローブに感謝。次も同じグローブにしようかねぇ...。
医者がレース事情に明るいため、話は非常にスムーズです。痛みどめ数錠と氷嚢、テーピング用のテープを渡され、レクチャーを受けて撤収です。
夕飯後に最初の痛みどめを飲みましたが、寝る前の段階でもまだ痛い...。
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