スズキは年式ごとにコードが割り当てられております。 GSX-R1100W も例に漏れず、初年度の1993年式から順に、GSX-R1100WP(1993)、GSX-R1100WR(1994)、GSX-R1100WS(1995)、GSX-R1100WT(1996)、GSX-R1100WV(1997)、GSX-R1100WW(1998)、と呼称されております。
1995年に外装やフレームに大きめの変更が加えられ、巷では1993-94年式(WP, WR)は前期型、1995年以降(WS以降)は後期型と呼ばれています。
そしてモデル形式(フレーム番号とともに記載)は GU75A から GU75E までありますが、コレは年式ではなく、仕向け地ごとに定められているものです。例えば1993年のWPにはGU75AからGU75Eまで5種類あります。別の言い方をすれば、GU75Bには前期型の1993年式もあれば後期型の1997年式もあるのです...。要は、モデル形式と年式は一致しないのです。例を挙げると、GU75Bは100001から103344までが前期型、GU75B-103345からあとが後期型です。
部品の互換性は年式ごとのものなので、たとえば同じGU75Bと表記があっても部品が使えるとは限りません。逆に、年式が一緒であればモデル形式が異なっても互換性がある場合が多いです。ヤフオクなどで中古部品を買うときには注意が必要です。
そういうわけで、備忘録としてデータを残しておきます。フレーム形式ではなく、フレームの番号がとても重要です。
ケメ子の車両のフレーム番号は JS1GU75B000500*** で、GSX-R1100WS の E34 というモデルのようです。
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