先日のことですが、ライダーのW氏より、ピットサインが見えにくい、サインボードの文字をもっと大きくしてほしい、というリクエストをもらったので対応しました。
今まで J-Trip の3段のボードを使ってきましたが、レース中に3段のすべてを使うことはほとんど無かったので、2段にして文字を大きくすることにしました。
緑色の文字は見えにくいからキライとW氏が言っていたので、緑は使わずに進めます。
なお、このサインボードの改造がうまく行ったら自分のサインボードにも同じような改造を施そうかと思っています。何を隠そう、今回の作業はケメ子のサインボード改造のためのテストなのです!(ヒドイw)
チップ(文字を構成する矢形の部品)は黒色のプラダンの片面にカッティングシートを貼り付けたものです。プラダンはガレージ近くのホームセンターに1枚だけ在庫があったので買ってきましたが...、これかなりデカいです(汗)。自分のサインボードと合わせて2つぶんと考えても、めっちゃ余る予感しかしませんw。
カッティングシートは通販で良さげなものを購入しました。
チップを留めるゴムコード。何種類か試しましたが、太いものはゴムの反力も強くてチップを傷めてしまいます。Amazon などで激安販売されているアジアンメイドのものが良い感じでした。太さ1㎜のものを購入したところ、サインボードに使われている純正のゴムコードと、質感も太さも同じような感じでした。
チップの作成手順は試行錯誤しましたが、先にカッティングシートをプラダンに貼り付け、裏返してカッターで切り出していくのが一番キレイに仕上がるようです(ケメ子的には)。
カッターの刃は切れ味重視のもの(OLFAで言うところの特専黒刃)のほうが使いやすく感じました。切れ味鋭いぶんすぐ傷みますけどね。
チップをゴムコードで留めていきます。タイム差表示用の+-のチップを数字の内側に仕込んだので、その部分はチップ同士の干渉を和らげるためにゴムコードを通す穴を拡大しています。
完成。
チップ色は黄色と白にするつもりでしたが、W氏からの要望で赤(オレンジ)と白で作成しました。
実際に使うとこんな感じですかね。表示内容は適当ですので、特に深い意味はありませんけど。
ちなみにこの2段だけで50個弱のチップが必要です。試行錯誤しながらだったのでそこそこ楽しく作業することができましたが、次回自分のサインボードを改造するのは単純作業と化すことが容易に想像つくので、割と気が重い...w。
今回の作業をするにあたり、カッティングシートは2段でA3サイズ2枚分、ゴムコードは15m弱ほどの量を使用しました。ゴムコードが意外と大量に消費されました。まあ事前に計算すりゃ分かるんでしょうけど。
また、某DFレーシングチームのI田さんのサインボードを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
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